今回もクルーザーヨットでセイリングしました。前回に引き続き本格的にヨットの活動をしようと、基礎からの練習です。
今回は世界選手権にも出場しているNさんの指導もあり、特に勉強になりました。やはり目指すものが世界になると違うなぁと思いました。
今回は僕はジブのトリムを担当しました。Nさんに指導してもらい、テルテールの読み方などよく分かりました。外側のテルテールが乱れたらシートを出して、内側のテルテールが乱れるようならシートを引いてコントロールしました。
上りの時は基本的にギリギリまでジブを引いておきたいので、ジリジリとシートを引いて詰めていき、外側のテルテールが乱れるようなら少し戻して、またギリギリまで引いていきます。
風が、同じ方向からずっと吹き続けてくれるのならばそのままシートを固定しておけばいいのですが、風は常に変化しますから、程よくトリム出来たなぁと思っても次の瞬間には風が変わっていて、シートの出し入れは小刻みに行わないといけません。
ただ、この日は風が弱く機敏な反応をしなければならないほど風が激しく変化することはなく、またシートを引く力もそんなに必要なくて練習には丁度いい日でした。
あまりにも風が弱いので、ヒールが足りなくて風下に座る事もしたくらいです。
タッキングの練習の時に、ジブに裏風を入れて船が回りやすくするようにする事も知りました。ただそれも風の強さ、タッキングに入る前の船の速度などによって変わるとの事で、繰り返しの練習が必要だなと感じました。
ヨットの練習とは別に、陸に置いてあるマーチンを確認した所、1艇のマーチンのジブハリヤードがサイドステイに絡まっているのが見えました。よく確認してみると、ジブハリヤードのシャックルが壊れていました(写真)。
はっきりした原因はわかりませんが、多分風の影響なのでしょう。
Hさんが急遽予備のシャックルを用意してくれました。
次回もヨットの練習ができたらいいなと思います。ただ進めばいいと言うのではなく、目標物にいかに早くたどり着けるか。更に、マークを正しく回頭して回れるか、ヨットのスキルを身につけていきたいと思います。
お疲れ様でした。